この夏にラツィオを退団して、クリスタル・パレスにフリー移籍した鎌田大地。

フランクフルト時代に指導を受けたオリヴァー・グラスナ―監督が率いるパレスを新天地に選んだ。

その鎌田は自身のYouTubeチャンネルで、実は今年1月に別のプレミアリーグチームに移籍する寸前だったことを明かした。

「マウリツィオ・サッリ監督の時にラツィオで全然試合に絡めなくなった時期があって、それがちょうど冬の移籍市場のタイミングで。その冬の移籍市場で違うプレミアのチームに行こうとしてたんよ。

実際、自分がそこのチームの監督と強化部長と話して、代理人が話を持ってきて、ラツィオの会長と話をして。ラツィオの会長にそれでノーって言われて、移籍させてもらえなくて。

夏にどうしよっかなって考えてた時にオリヴァー・グラスナ―監督が全然試合に出てへんかったけど俺に直接WhatsAppでメッセージくれて。

夏に自分は大地が欲しいていう風に言ってくれて、そこから話し合いが始まって。最初は他にもいろんなチームあったからどうしよっかなって思ってたけど、そんだけ試合に出てない時からやっぱ欲しいって言ってくれて、すごいまめにメッセージもくれてっていうので、最後はラツィオに残るかパレスに行くかっていう状態で。

多分、今までの自分やったら、2~3年前もどうしてもプレミアにこだわってるんやったら、全然プレミアには行けてたんやけど。今まではトップ6にめっちゃこだわってて。でもトップ6がやっぱなかなかオファーはもらえなくて、プレミアにはまだ挑戦してなかったんやけど。

監督が何よりもオリヴァー・グラスナ―監督っていうのと、いろいろな話し合いもして、基本的にはボランチのところで考えてくれてるっていうのもあって。

(ただ)ほんまに最後ラツィオに残るってなって、グラスナー監督に『ごめん、ラツィオに残るから、行くことができない』っていうメッセージまで送ったぐらいラツィオ残る予定やったんけど…。これはまた多分ラツィオ編とかで話すと思うから。まあ色々あってパレスに行くことが決まった」

サッリ監督のもとで出場機会が激減した際、プレミアリーグ移籍しようとしていたが、クラウディオ・ロティート会長に阻止されてしまったという。

その後、グラスナー監督がアプリを通じてメッセージを送ってくれたことで、パレス移籍に傾いたとか。それでもラツィオに残留するつもりだったというが、急遽方針が変わったようだ。その話は今後明かす模様。

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鎌田はかなり赤裸々に語っており、給与についても言及している。ラツィオは給料をネット(税抜)で支払ってくれるためかなり良かったとか。プレミアリーグは破格の年俸を得られるイメージがあるが、パレスを含めてもイタリア時代にはおよばない額だったそう。

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