ベルギー1部のシント=トロイデンは19日、日本代表DF谷口彰悟が加入することが決まったと発表した。
谷口は1991年7月15日生まれの33歳。熊本の大津高校から筑波大学を経て、2014年に川崎フロンターレへ加入すると、大学時代の恩師でもある風間八宏監督のもとで1年目から多くの出場機会を得た。
その後は国内屈指のセンターバックへと成長し、2017年のJ1初制覇を皮切りに川崎で数々のタイトルを獲得。2022年から日本代表にも定着し、カタールワールドカップではスペイン戦とクロアチア戦の2試合に先発出場した。
2022年12月にカタールのアル・ラーヤンへ移籍。初の海外でも安定したパフォーマンスを披露していたが、先日契約の残っていたアル・ラーヤンを退団。引き続き日本代表にも呼ばれている中で新天地が注目されていた。
以下はシント=トロイデン加入が決まった谷口彰悟と立石敬之CEOのコメント。
谷口彰悟
「皆さんこんにちは、谷口彰悟です。STVVの一員としてここで戦うことができてとても嬉しく思っています。活躍できるよう頑張りますので、ぜひ一度ベルギーまで足を運んでいただけると嬉しいです。応援よろしくお願いします!」
立石敬之CEO
「また1人経験豊富な素晴らしいディフェンダーがSTVVに加入することを嬉しく思います。彼が持つW杯などでの多くの経験は、チームに良い影響を与えてくれると信じています。 彼は非常にクレバーで技術に優れており、その能力を活かして我々の後方からのゲームメイクを高いレベルに引き上げてくれることを期待しています」
谷口にとっては念願となる欧州の舞台。
ベルギーリーグは開幕が来週末に迫っており、イタリア人のクリスティアン・ラタンツィオ監督を迎えた新生シント=トロイデンは、27日の開幕戦でアンデルレヒトとアウェイで対戦する。