先日、横浜F・マリノスの監督を解任されたハリー・キューウェル氏。
現役時代にリーズやリヴァプールでプレーしたオーストラリアのレジェンドであり、横浜FMではアンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム)、ケヴィン・マスカット監督(現上海海港)に続くオーストラリア路線の継承者として大きな期待を集めたが、結果を残すことができなかった。
ただ日本での最後は本人にとって美しい思い出となったようだ。
19日、自身のInstagramに「朝7時の信じられないサプライズ。最後まで一緒に。ありがとう」と綴り、2枚の写真を投稿した。
写真は、自身を囲む喜田拓也、水沼宏太、宮市亮、松原健、エドゥアルド、小池龍太、井上健太、昨日パリ五輪のバックアップメンバーに追加招集された植中朝日の8選手。
場所は羽田空港と記載されている。日本を発つ日、それも朝7時という早朝にもかかわらず、横浜FMの選手たちがわざわざ見送りに駆けつけたようだ。
またこの投稿のコメント欄にも「ありがとう、BOSS! また会える日を楽しみにしています」(松原)、「Thank you BOSS」(小池)ら選手たちから感謝の言葉が綴られていた。
キューウェル氏は昨年までスコットランドのセルティックでコーチを務めていたこともあり、前田大然もハートマークと拍手を送っていた。
志半ばで日本を去ることになったキューウェル氏だが、選手たちには慕われていたようだ。
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