韓国サッカー協会は18日にFIFAへ公式書簡を送付したと発表した。

「ファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン)が練習試合で相手選手から受けた人種差別行為について深刻な懸念を表し、サッカー場で行われる人種差別を予防・根絶するために、FIFAに加害者への制裁強化を要求した」とのこと。

韓国代表FWファン・ヒチャンは15日に行われたイタリアのコモとのプレシーズンマッチで人種差別被害を受けたと訴えている。

ウォルヴァーハンプトンはこの一件をUEFAに訴えたが、UEFA側はUEFA大会での発生事案に対してしか措置を講じることができないとしているようで、その結果、韓国はFIFAに訴えることにしたようだ。

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なお、コモ側は「当該DFは、味方DFに対して、『彼を無視しろ、彼は自分をジャッキー・チェンだと思っている』と発言した。選手たちに話を聞いたが、これはあの選手の名前と味方選手からChannyと呼ばれていたことに対するものだと確信している。我が選手は蔑視的な発言はしていない。特定のウルヴスの選手たちの反応によって、この出来事が大げさに伝えられたことに失望している」などと人種差別を否定している。

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