24日にパリ五輪の男子サッカーが開幕。U-23日本代表はグループステージの初戦でパラグアイ代表と対戦し、5-0という大勝を収めた。

主役となったのは三戸舜介。19分に先制ゴールを叩き出すと、63分に突き放す2点目のゴールを決めた。

試合直後のインタビューに応じた三戸は、「初戦をしっかり勝ち切ることができてよかった」と安堵の表情を浮かべた。

三戸によれば、日本は“ポケット”と呼ばれる相手ペナルティーエリア脇のスペースを狙っていたという。1点目はそこを左サイドバックの大畑歩夢がとり、そこから三戸にわたって生まれた。

「大畑選手から折り返しをもらって、トラップした後に(前を)見たらフリーだった。時間ありすぎたんですけどうまく決めることができてよかったです」

その後、パラグアイが退場者を出して数的優位に。しかし追加点を奪えず、一時は逆に押し込まれる時間もあった。その中で生まれた貴重な追加点は、昨季スパルタで両翼を形成した斉藤光毅からのアシストだった。

「斉藤選手がドリブルで仕掛けてそこから…クロスを上げる前から目が合ってたので。ドンピシャのボールが来たのであとは決めるだけでした」

その後、山本理仁、藤尾翔太もゴールを決めて5得点。前回大会のフランス戦で決めた4得点を上回り、五輪における日本代表の1試合の最多得点となった。

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それでも三戸は反省を忘れず、「できた部分とできなかった部分がありました。ボールロストもあったのでそこは次に改善していきたい」と気を引き締めていた。

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