J1湘南ベルマーレは1日、J1川崎フロンターレGK上福元直人を完全移籍で獲得したと発表した。
J1残留に向けて湘南が即戦力GKを補強した。
上福元はこれまでJ1で85試合、J2で167試合、J3で19試合に出場した34歳のベテランGKで、これまで大分トリニータ、東京ヴェルディ、徳島ヴォルティス、京都サンガで守護神を務めてきた実力者だ。
ただ今季は川崎でリーグ戦8試合に出場とGKチョン・ソンリョンとのポジション争いに後塵を拝す形で出場機会減少に苦しんでいた。そこで今季リーグ戦で6勝7分11敗の勝点25と残留争いに巻き込まれている湘南はJ1残留に向けて実力のあるベテラン守護神に白羽の矢を立てた。
上福元は湘南のリリースにて
「川崎フロンターレから来ました、上福元直人です。
シーズン途中の加入にはなりますが、湘南ベルマーレが勝利するために皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります。
湘南の一員として皆さんと一緒に戦えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします」
と意気込んでいた。
湘南はGK富居大樹を期限付き移籍でJ2水戸ホーリーホックに貸し出しており、優れた実績を持つ上福元の補強でGK陣の競争を活性化させて残留を目指す。これまで素早い反応で数々のチームを救ってきた上福元のスーパーセーブを期待したい。