鹿島アントラーズからドイツのマインツへ移籍した日本代表MF佐野海舟。
7月14日に女性への不同意性交の疑いで知人2人とともに警視庁に逮捕された。同29日、佐野の所属事務所である「UDN Sports」は佐野の釈放を発表。
先月31日にマインツは佐野がトレーニングキャンプに合流すると発表し、3日には練習に初めて参加した。
『FAZ』によれば、マインツのスポーツディレクターであるクリスティアン・ハイデル氏は、佐野についてこう話したという。
「すべてを金銭面だけに矮小化するのは卑怯だ。
まず第一に、この問題が解決して、あの子が刑務所に行かずに済むことを嬉しく思う。誰もが何かを知っていたが、誰も実際のところは何も知らなかった。ここは日本とは違う、何も表に出てこない。
我々はいい選手を得たことを喜んでいるし、彼が期待に応えてくれることを願っている。
(16日ほど拘留されたが)彼はそれにうまく対処していると聞いている。ただ、16日間はそれほど短くない」
問題は解決したと口にしていたようだ。
同紙は「疑惑は晴れた(もしくは申し立ては取り下げられた)が、彼がドイツで反感を買うかはまだわからない」とも伝えている。