ベスト8でパリ五輪を去ることになったU-23日本代表。大岩監督のもとでの活動も終わりを迎えた。

JFAのTeam Camは、敗退が決まった直後の様子を公開。

最後の挨拶では、大岩監督をはじめとしたコーチ陣全員が感極まり、それを見た選手たちも涙していた。

コーチたちは声を震わせつつ、このような話をしていた(一部を抜粋)。

羽田憲司コーチ

「悔しいよね…俺も消化しきれないけどね、まだね。本当にいいチームだったと思う…あと2試合やりたかったよね…。2年半、大岩ジャパンでやれたことを誇りに思うし、みんなの活躍を期待しています。ありがとうございました」

浜野征哉GKコーチ

「心が動きすぎて言葉が出ない…。2年半、本当にみんなと楽しい時間を過ごせて、本当に幸せに思っている。本当に毎日毎日が楽しかった。監督をはじめ素晴らしいスタッフに恵まれて、君たちの夢を追いかけられたことは本当に非常に嬉しく、楽しく、幸せな時間だった。最高の時間を本当にありがとう」

矢野由治フィジカルコーチ

「いつも小言のようなことしか言えなくて、みんなにちょっと煙たがられているかもしれないけど感謝しかないです。監督スタッフのみんなにはそれこそ俺自身が育てられたと思っています。こんなグループないよ、なかなか。俺は20何年サッカー界にいるけれど。ひとつひとつみんな細かく言ってくれて、成長してくれてるグループって。お互いがそうだよね。選手間で。すごいいいチームだと思う。本当にありがとうございました」

大岩監督も「もう感謝しかないね。選手にもそうだし、スタッフ全員に感謝したい」と話した後に、こらえきれなくなっていた。

そして、GK小久保玲央ブライアンは、浜野GKコーチの言葉に号泣…。守護神としてチームを支えた彼は、U23アジアカップからコーチ陣への信頼を口にしており、人一倍思うところがあったようだ。

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