オランダ・エールディビジのNECナイメーヘンは28日、「慶應義塾大からFW塩貝健人を獲得した」と公式発表した。

今年はこれまで横浜F・マリノスで7試合に出場して1ゴールを決めていたものの、この夏に契約を解除する形でオランダへと移籍することが決定した。

NECナイメーヘンはすでに小川航基、佐野航大が所属しているため、塩貝で3人目の日本人選手となる。契約期間は2028年夏までの4年間となった。

昨季途中にバス・ドストが心臓発作のために離脱し、さらに小川航基も肩の負傷のために欠場しているため、NECは数ヶ月前から新たなストライカーを探していたとのこと。

そのため塩貝の他にも9月2日までにストライカーを補強する予定となっており、さらなる加入が予想されているそう。

NECのテクニカルディレクターを勤めているカルロス・アルバース氏は「この選手はヨーロッパのクラブから非常に強い興味を持たれていた。スカウティングチームがとてもいい仕事をした」とコメントしている。

また、「我々の実績とネットワークのおかげで、塩貝健人にNECを選んでもらうことができた」と他のクラブとの競合を制したことを示唆していた。

最悪の「喧嘩別れ移籍」7選

塩貝健人の加入により、NECは今夏9人目の新戦力を確保することに成功しているが、その一方でヤスパー・シレッセンやバルト・ファン・ローイなどトップチームから11名の選手が退団している。

そのため金銭的にはまだ余裕があるとのことで、締切日までに新たな加入選手が発表される可能性は高いと考えられているよう。

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