毎週木曜日に新作が更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回はMCの内田篤人がアメリカを訪れ、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしている親友の吉田麻也との対談を行っている。

その中で、現在の日本代表チームにおけるディフェンスラインの選手の評価について吉田麻也は以下のように語っていた。

内田「今の代表、かなり強いじゃないですか。特にディフェンスライン。吉田選手から見てどうですか?」

吉田「能力が高いことは高いんですけど、市場も日本の選手を評価しているなという。僕たちがヨーロッパに行ったときからは時代が変わっているなと思います」

内田「冨安くんとか板倉選手とも一緒にやっているじゃないですか。彼らは伸びてきましたか?」

吉田「コウ(板倉滉)は伸びたと思う。トミー(冨安健洋)については前から言っているけど、入ってきたときから『モノが違うな』と思っていた。すぐに抜かれるなと。彼が現れるまで思ったことがなかった。

弱点がない。これはヨーロッパで成功するために非常に重要なこと。唯一の弱点といえば怪我の多さだけど、それに対するケアはめちゃくちゃ頑張ってるよ。

コウは『センターバック向きなのか?』と思っていた。もっと若い時、オリンピックくらいまではね。ボランチの選手のような気がしていた。

でもよくあるじゃん、ボランチの選手がセンターバックで出場機会を得て、また前に戻っていくみたいな。若いうちにいろんなポジションをやるのも悪くないだろうし…と思っていた。

でも最近はセンターバックらしくなってきたと思う。落ち着きや対人のところで。

ブンデスリーガではパワーで勝負してくる選手への対応がもっとうまくなれば…と思っていた。足は速いし、スピードある選手にはすごくいいんだけど、力で押してくる相手への対処はまだまだ伸びるなとね」

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2021年に行われた東京五輪でともにプレーした吉田麻也と板倉滉。その時までは「センターバックに向いているのかどうか」確証が持てなかったという。

ただこのところはブンデスリーガでの経験もあってかパワー系の選手に対してもうまく対処できるようになっており、センターバックらしく伸びてきたとのこと。

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