2020年にイギリスはEUから離脱した(ブレグジット)。サッカー界では選手たちの移籍に影響が出たが、指導者にもその影響が及んでいた。
『Guardian』などによれば、英3部ストックポートでアシスタントコーチを務めるアンディ・マンガンは、ブレグジットの影響でレアル・マドリーへの転職が破談になったという。
現役時代は下部リーグでストライカーとしてプレーした38歳のマンガンは指導者として急成長。世界最高峰のクラブであるレアルに栄転するはずが、ブレグジット規則のために申請が却下されてしまった。スペインで働くための労働許可取得には最大で9か月もかかるそう。
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の息子であるダヴィデは、レアルでアシスタントコーチを務めている。マンガンはそのダヴィデとともにUEFAライセンスを取得しており、2人は懇意の仲でもあるそう。そういったつながりもあったようだが…。
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