日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト。
この夏のステップアップ移籍が噂されていたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが残留したために、上田は今季も彼の控えとなっている。
フェイエノールトはヒメネスが退団する可能性を考え、上田の控えとなるアルゼンチン人FWフリアン・カランサをMLSフィラデルフィアから獲得していた。
ただ、ヒメネスの残留でFWの3番手になった24歳のカランサは、今季わずか12分しか起用されていない。
『AD』によれば、現状に不満があるカランサは、いつになったらチャンスが来るのかとクラブ内部で尋ねたという。同紙の記者はこう話している。
「(フェイエノールトのテクニカルディレクター)デニス・テクルーセは、カランサについて明確だった。
彼をMLSからフリー移籍で獲得したのは、ヒメネスが売却される可能性が高かったからだ。その移籍が実現しなかったことで、このアルゼンチン人は、ヒメネス、上田の後塵を拝す3番手になっている。
ズウォレ戦でウォーミングアップしか許されなかった後、このストライカーは、チャンスがいつくるのかを内部で問うた」
カランサはフェイエノールトと2028年までの契約を結んでいる。
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