20日、オーストラリアサッカー連盟は、代表チームを率いるグラハム・アーノルド監督が辞任したことを発表した。

現役時代はサンフレッチェ広島などでプレーし、監督としてもベガルタ仙台で指揮をとった経験を持つアーノルド監督。

オーストラリア代表には2018年ワールドカップ後に就任し、カタールで開催された2022年ワールドカップでは2006大会以来となるベスト16入りを果たした。

ただ現在行われている2026年大会のアジア最終予選では初戦でバーレーンに敗れ、2戦目にはインドネシアと引き分け。日本が首位に立つグループCで6チーム中5位に沈んでおり、批判を受けていた。

連盟の公式サイトによると、アーノルド監督は今週初めに辞任の意向を伝え、それが理事会に承認されたとのこと。

6年を超す在任期間はオーストラリア代表の歴史において史上最長で、ジェームズ・ジョンソンCEOは「アーノルド氏の退任は、オーストラリアサッカーの一時代の終わりを意味する」と感謝の言葉を述べ、後任探しに尽力していることを明らかにした。

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オーストラリアは、来月15日に日本代表と最終予選で対戦する予定となっている。その目前での辞任となり、広島時代のチームメイトである森保一監督との再会は果たせなかった。

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