MLB史上初となる1シーズンでの50本塁打50盗塁超えを達成したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。
自身初となるポストシーズンを前に、『BBC』が、大谷の特集記事を伝えていた(BBCはドジャース戦を生中継するそう)。
「野球界の顔が世界的スターダムの頂点に立つ理由。大谷がいかにして野球界のレジェンドとなったか、そしてなぜ彼が世界的スターダムの頂点にいるのか。その理由を紹介する」としつつ、サッカー界のスターたちとの比較については、こんな記述がされている。
「世界のスポーツ界で最も高額な契約を結んでいるのは誰か。リオネル・メッシ?クリスティアーノ・ロナウド?レブロン・ジェームズ?メジャーリーグを見ている人なら、答えが大谷翔平だとわかるだろう。
(中略)
彼はフリーエージェントとなると、ドジャースと10年7億ドル(1040億円)の契約を結んだ。
5月、『Forbes』は、元マンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手ロナウドが過去12カ月で最も高額な報酬を得たスポーツ選手だと伝えた。しかし、大谷の契約は、ロナウド、メッシ、NFLのクォーターバックであるパトリック・マホームズよりも大きい。
『Forbes』によると、大谷のフィールド上での収入は、フィールド外での収入である6000万ドル(89.1億円)の2倍以上。それ以上を得ているのは、メッシとバスケットボールのスター選手であるレブロン・ジェームズとヤニス・アデトクンボだけだ。
今年、レブロン・ジェームスと大谷は、Toppsとトレーディングカードの長期独占契約を結んだ。同社のトレーディングカード担当社長デイヴィッド・ライナーは、大谷の人気は『一生に一度しか見られない選手』だからというだけではないと説明する。『彼は本当に好感の持てる男。フィールドで懸命に働き、このスポーツの素晴らしい顔。彼は野球を超越している』と」
そのうえで、『BBC』は「大谷はアメリカと日本で絶大な人気を誇るが、ワールドシリーズで成功すれば世界的なスターダムに躍り出て、野球史上最高の選手としての地位を固めるだろう」とも伝えている。
大谷翔平は世界1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王
サッカーの母国である英国の公共放送BBCで、野球選手の特集が組まれること自体がすごいかもしれない。