日本代表は、15日にオーストラリアとのW杯アジア最終予選を戦う。日本は2009年以降、オーストラリアに負けていない。
だが、2006年W杯ではトラウマ的な敗戦を喫した。日本は先制するも終盤に立て続けに失点し、1-3で逆転負けとなったのだ。
あの一戦で日本にトラウマを植え付けたのは、途中出場から1ゴール1アシストと暴れたFWジョン・アロイージ。
48歳になったアロイージは、現在、Aリーグのウェスタン・ユナイテッドを監督として率いている。『AAP』によれば、彼は日本と戦う後輩たちにこんなアドバイスを送っていたそう。
「(無失点の時間を)続ければ続けるほど、トニー・ポポヴィッチ監督のチームは組織され、崩すのが難しくなる。
その後、攻撃に出るクオリティが少しあれば、日本に問題を引き起こすことができる。なので、それで日本をイライラさせることができるかもしれない。
我々はいつも代表チームがある特定のスタイルのサッカーをして、ゴールを決めるのを見たいと思っているが、結果が必要だ。ポパ(ポポヴィッチ監督)はその結果を出すことができると思う。
勝利できれば、最高の結果だろう。向こうのことは忘れて、こっちは2009年だ。15年。我々が日本に勝ってから、長い年月が経っている。
だから、あそこ(埼玉)で勝利すれば、最高の結果のひとつになるだろう、特に予選においてね。W杯ではいくつかの大きな結果を残しているが、(日本のホームで勝てれば)予選での最大の結果になる」
アロイージは、日本を無失点に抑え続ければ、相手がいら立ち、自分たちにチャンスが来ると考えているようだ。