15日に埼玉スタジアム2002で行われた日本対オーストラリアのW杯アジア最終予選は1-1の引き分けとなった。
オーストラリア代表はスタジアム到着が大幅に遅れるハプニングに遭遇しており、『Sydney Morning Herald』は、その一件について伝えていた。
「快進撃を続ける日本との対戦はオーストラリアにとって厳しいものになりそうだったが、試合前に近くの高速道路で起きた交通事故によってさらに厳しいものになった。
交通渋滞のため、選手とスタッフはチームバスに2時間以上も閉じ込められたのだ。そのため、彼らが埼玉スタジアムに到着したのは、キックオフの45分前。フィールドプレイヤーたちがウォーミングアップに出てきたのは、試合開始の30分前だった。
オーストラリアサッカー連盟だけでなく、日本サッカー協会の関係者からも、より公平に戦うべきだと嘆願が出されたにもかかわらず、アジアサッカー連盟はキックオフを遅らせることを拒否した」
スタジアム到着が遅れたオーストラリアがしっかりウォーミングアップができるようにJFAも公平な扱いをAFCに要請したものの、キックオフを遅らせることは拒否されたようだ。