リヴァプールでのプレータイムが激減している日本代表MF遠藤航。
オランダ人のアルネ・スロット監督は、同胞であるオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを好んで起用している。
22歳の大器である彼は遠藤と同じく昨夏にリヴァプールに加入したものの、当時のユルゲン・クロップ監督には重用されなかった。
『Guardian』によれば、フラーフェンベルフは、こんな話をしていたそう。
「クロップのもとで僕らはよりダイレクトにプレーしていたし、カウンタープレッシングもかなり多かった。僕らはそれを見事にやっていたと思うけれど、今の監督のもとではポジショニングやパスで相手を殺したり、後方からプレーすることが重要になっていると思う。
いい感じだけど、正直、僕はもっと適応しなければけない。自分は生粋の守備的MFではないからね。(キャリア)当初は攻撃的MFのようだったので、もっと適応しなければならない。最初の何試合かはよかったけれど、成長し続けなければいけない。ボールポゼッションが増えたし、ボールを持つことも増えたけれど、それは自分が望んでいたことなので、気分はいいよ。
昨季、そのポジションでかなりプレーしていたマッカ(アレクシス・マカリステル)と話した。遠藤とも話したんだ。これまでやっていたこと、ボールが来る場所の予測などちょっとした話をね」
守備の達人である遠藤は、ボランチが本職ではないライバルのフラーフェンベルフにアドバイスもしていたようだ。
かねてから遠藤はリヴァプールには控えもスタメンもないというような話をしているが、その通りの行いをしているのかもしれない。