MLBのワールドシリーズは、大谷翔平と山本由伸を擁するロサンゼルス・ドジャースが2連勝を飾った。
最初の2試合が開催されたのは、ドジャースの本拠地であるドジャー・スタジアム。56,000人を収容するMLB最大の箱であり、野球史に残る数々の名場面がここで生まれてきた。
しかし、実はこのロサンゼルスの野球の聖地で、サッカーの試合が行われたこともある。しかも、初開催ではあのクリスティアーノ・ロナウドがピッチに立ち、ゴールまで決めていた。
2010年代、北米を中心に7月から8月にかけて開催されていたプレシーズンマッチ「インターナショナル・チャンピオンズカップ」。
記念すべき2013年の第1回大会において、ロサンゼルス会場として使用されたのがドジャー・スタジアムだった。
西海岸での第1ラウンドとして、同日にユヴェントス対ロサンゼルス・ギャラクシーとエヴァートン対レアル・マドリーの2試合が開催。
ドジャー・スタジアムでサッカーの試合が行われたのはこの時が初めてだったという。
レアル・マドリーの試合はクラブの公式チャンネルに映像が残されていた。
マウンドを含む内野の土部分を芝生で覆った特設のピッチが新鮮!マドリーのスタメンはこんな感じだった。
GK:カシージャス
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、マルセロ
MF:ケディラ、モドリッチ、エジル、イスコ
FW:ベンゼマ、ロナウド
ドジャースに沸くロサンゼルス!野球、サッカー、バスケなどプロスポーツチームの「観客数比較」がおもしろい
40,681人の観衆を前に、クリスティアーノ・ロナウドとメスト・エジルのゴールで2-1の勝利を収めたレアル・マドリー。
マイアミでの決勝でもチェルシーを3-1と下し、見事第1回大会を制している。