今年9月、10年ぶりに古巣浦和レッズに復帰した原口元気。ドイツで10年間プレーして、日本へと帰ってきた。
その原口は、フジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』で、元日本代表MF小野伸二さんと対談。小野さんも浦和からオランダのフェイエノールトに移籍した後、2006年に浦和へ復帰した。
原口は「(Jリーグが)簡単なリーグじゃないっていうのは4試合やって分かりましたし、そういうものだと思って帰ってきたので、想定内というか…」としつつ、「逆に聞きたいですね、伸二さんがどうアジャストしていったのかを」と質問。すると、小野さんはこう話していた。
「全然アジャストできていなかったよ(笑)あんまりうまくできていなかったと思う。
時期が違うし、レベルも違う時期だったと思うんですけど、日本のサッカーって忙しいんですよ。いつの間にか(相手DFが)そこにいるとか、いつの間にかここまで…。
普通、ハーフウェーラインくらいまではゆっくり(ボールを)持ち運ばせてくれる、海外は。(海外では)そういう時間がすごいあるのに、日本に帰ってきたときに忙しないというか。
みんな、せかせかディフェンスに来るっていうか、落ち着く時間がなかったっていうのは、帰ってきたときにすごい感じて、超やりづらかったんですよ」
Jリーグでは自由にボールを持てる時間とエリアが欧州より限られており、やりにくさを感じたとか。
そのうえで、自分個人よりもチーム全体がうまくいくようにという考えでアジャストの仕方を意識していたそう。