レッドブル体制がスタートし、来季から名称も「RB大宮アルディージャ」に変わる大宮アルディージャ。
その中で、危惧されていたのが現マスコット『アルディとミーヤ』の去就だ。
リスは旧・大宮市が1990年の市制施行50周年の際に選んだ市のマスコットであり、大宮のクラブ名もスペイン語でリスを意味する「Ardilla」に由来している。
ところが、レッドブル傘下のサッカークラブは、例外なく赤い雄牛(red bull)がマスコット。11月6日に行われたレッドブルと大宮アルディージャによるクラブプロパティ発表イベントでも、レッドブルのオリバー・ミンツラフCEOはマスコットの変更を匂わせていた。
大宮はもちろん、他クラブのファン・サポーターからも『アルディとミーヤ』の残留を願う声がSNSを中心に上がっていたなかで、12月4日、クラブはアルディの誕生日を祝う投稿とともに、動画を投稿。
そこにはRB大宮アルディージャのエンブレムとともに、「さぁ、始めようか。快進撃を。アルディとミーヤも、ともに」のメッセージが掲げられていた。
それを引用する形で、アルディも自身の公式アカウントを更新し、「2025シーズンもよろしくねっ」と残留を宣言。
Jリーグファンに愛されるマスコット『アルディとミーヤ』が無事来年も見られることになった。
大宮がビッグクラブに?『レッドブル』が所有するクラブの劇的すぎる「ビフォーアフター」
なお、大宮アルディージャは今季、圧倒的な強さでJ3優勝を果たし、1年でJ2へ復帰することが決まっている。