高知県に初めてとなるJリーグクラブが誕生した。
史上初めて開催された「J3・JFL入れ替え戦」の第2戦が7日に行われ、JFL(日本フットボールリーグ)の高知ユナイテッドがJ3のY.S.C.C.横浜(以下YS横浜)に敵地で2-0と勝利した。
第1戦は1-1で引き分けていたため、勝利した高知ユナイテッドのJリーグ参入が決定。同時に、YS横浜のJリーグ退会(JFL降格)も決まった。
高知ユナイテッドは2016年に創設され、2020年からはJFLで戦ってきた。
今シーズンはJFLを制した栃木シティ(J3自動昇格が決定)に次ぐ2位に入り、この入れ替え戦への進出を決めていた。
四国にはこれまで愛媛に愛媛FC、FC今治、香川にカマタマーレ讃岐、徳島に徳島ヴォルティスがいたものの、高知にはJリーグのクラブがなかった。
高知ユナイテッドの昇格により、四国4県にJクラブが揃う初めての瞬間となった。
一方、2014年の昇格以来11シーズンJ3で戦ってきたYS横浜。
しかし今シーズンはJ3で19位となり入れ替え戦へ。敵地での第1戦を1-1で乗り切っていたものの、ホームで敗れて無念の降格となった。
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今シーズンはすでにいわてグルージャ盛岡がJ3最下位で12年ぶり2クラブ目の「Jリーグ退会」となっており、YS横浜が3クラブ目となった。