J1第38節が8日に10試合行われ、ホーム・ノエビアスタジアム神戸で最終節を迎えたヴィッセル神戸が湘南ベルマーレを3-0で下してリーグ2連覇を果たした。MF佐々木大樹が前日に自身のX（旧Twitter）を更新し、神戸U-18の同期でJ1初昇格に貢献したファジアーノ岡山DF本山遥から刺激を受けていた。

決戦を控える佐々木大樹は同期の活躍に意欲を見せた。

前日に開催されたJ1昇格プレーオフ（PO）で2戦連続弾を決めた本山の活躍を受けて佐々木は自身のXで「本山遥がやべぇ。俺も頑張ろ。明日ヴィッセルファミリー死ぬ気で行こうぜ」と闘志を燃やしていた。

すると、この投稿に本山が反応。「明日は頼んだよ」とアカデミー時代の同期に思いを託した。

岡山DF本山

決戦を迎えた佐々木は前半30分にDF広瀬陸斗と交代で投入され、神戸のJ1連覇に貢献。見事同期から託された思いを結果で応えてみせた。

本山はJ1昇格PO準決勝の取材で神戸について「自分を育ててくれたクラブでもありますし、逆に自分を欲しがってくれなかったクラブ。自分にオファーをくれなかったクラブでもあるので、感謝の気持ちもすごく強くありますけど、悔しさもあります。もしそういう舞台で対戦することができれば、大きなモチベーションを持って臨めると思います」と来季の古巣との対戦に意気込んだ。

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来季は神戸と岡山との川鉄ダービーで佐々木と本山のアカデミー同期対決が実現する可能性がある。2選手の熱く、激しい戦いに注目したい。

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