ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでプレミアリーグ4連覇を果たすなど強さを見せつけてきたマンチェスター・シティ。だが、王者が絶不調にあえいでいる。

15日に行われた宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチに1-2で痛恨の逆転負けを喫した。後半43分までリードしており、勝利目前だったが、そこからまさかの2失点…。

これでシティは最近11試合で1勝2分8敗。『Sky Sports』によれば、シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァは、こう話していたそう。

「我々がこうなったのは当然だ。このレベルでは、1~2試合ならアンラッキーかもしれないが、10試合の話になると運や不運などというものはない。

1-0でリードしていた場面で、自分たちに有利なコーナーキックから相手にPKを与えた。このような愚かな決断があれば、その代償を払うのは当たり前。試合を見れば、勝てたはずのチームはひとつだけだったが、結局自分たちが負けた。

1試合だけでなく、最近の多くの試合がそうだ。自分たちを見つめ直す必要がある。ちょっとアンラッキーだと言えるかもしれないが違う。自分たちが決めたことだ。

今日、最後の数分の我々はまるでU-15のようなプレーをした。

こんなことは起きてほしくない。ちょっと悔しい、86分までは勝っていたのに。言い訳のしようがない。

このようなことが10試合も続いたら、自分たち自身を見つめ直し、どうすればいいかを考えなければならない。短くプレーするとか、コーナーでボールをキープする(時間稼ぎ)とか、そういうコミュニケーションが必要だ。

このレベルでは、たとえ相手より優れていたとしても、もっと経験を積み、賢くならなければならない。この試合に負けたのは当然のこと。

我々は個人としても組織としても、もっとうまくやらなければいけない。マンチェスター・シティの基準に達していないからだ」

グアルディオラ監督から”優等生“として信頼されているベルナルド・シウヴァもチームの現状に相当な危機感を覚えているようだ。

「最も嫌われている」5つのチーム

ちなみに、Optaによれば、この日のシティのスタメンは平均年齢が28歳と137日。2017年4月以降のマンチェスター・ダービーで最も平均年齢が高かったそう(シウヴァは30歳)。

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