マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)の一部サポーターは、同クラブの10番に辛辣な言葉を送った。イギリス『ミラー』が伝えた。
カラバオカップ準々決勝でトッテナム・ホットスパーと対戦したユナイテッドは、3-4のスコアで敗戦し敵地を後にした。
この試合で、プレミアリーグのマンチェスター・シティ戦に続き2試合連続のメンバー外となった10番・FWマーカス・ラッシュフォードに向けて、ユナイテッド・サポーターが横断幕を掲げた。
横断幕には「言い訳。ありがとう、マーカス」と書かれていたようで、これは1989年にファンが掲げた有名な横断幕へのオマージュだと考えられている。当時の横断幕には、アレックス・ファーガソン元監督の解任を助長するように「3年間言い訳をしてもまだダメ。ありがとう、ファーギー」と書かれていた。
思いもよらぬ形でクラブの象徴と同等の扱いを受けてしまったラッシュフォード。去就報道が騒がれる中で「新たな挑戦と次のステップへの準備はできていると思う。僕がチームを去るときは『恨みは持たない』つもりだ。マンチェスター・ユナイテッドについて、僕から否定的なコメントは出さない。それが僕だ」というコメントを残したことで、一部サポーターから反感を買ってしまったようだ。