日本人選手たちもプレーするオランダ。

オランダ2部デ・フラーフスハプで期待されていた20歳のストライカーが詐欺容疑でベルギー警察に逮捕されていたと、『De Telegraaf』が伝えている。

今月13日、77歳の女性は銀行員を装った人物から電話を受けた。

口座に不審な動きがあり、預金を盗まれる可能性があると告げられ、自宅でカードを回収するとして暗証番号も聞き出された。

女性は自宅を訪れた若い男にカードを渡したが、その後、巡回中の警官がその人物を引き留めると、男の車から銀行のカードと引き出したばかりの1200ユーロ(19万円)が見つかった。

容疑者はデ・フラーフスハプに所属する20歳の黒人系FWと判明。すでにトップチームデビューを果たしており、ゴールも決めている有望株だったという。

逮捕された20歳FWは拘留されており、同地域では高齢者数名が同じ手口で被害に遭っているとのこと。

彼の弁護士はコメントを避けており、デ・フラーフスハプの広報も「何が起きたのか正確には分かっていない」と述べるにとどまっている。

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20歳FWは容疑を認めたとされているが、ベルギーではよく分からないままに命令に従っただけとも訴えているようだ。

彼を知る人物は「彼はあまり聡明ではないし、精神的な問題もある。どうしていいのか分からなかったという本人の言葉は信じられる。ただ、しっかりした給料をもらっているプロサッカー選手がこんなことをするのは理解できない。キャリアにとっていいことではないのは間違いない」と話しているとのこと。

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