冬の移籍市場が近づくなか、様々な噂が伝えられている。
『Bild』によれば、奥抜侃志はドイツ2部ニュルンベルクから放出される可能性があるようだ。
25歳の奥抜は昨季からニュルンベルクでプレーしており、今年元日には日本代表デビューも果たした。
だが、ドイツ代表史上最多得点記録を持つミロスラフ・クローゼ監督が就任した今季は、厳しい立場にある。
奥抜は8月末の試合で途中出場から途中交代になると、試合後にクローゼ監督から叱責された。そして、9月末以降はベンチ入りさえしていない。
クローゼ監督が4バックから3バックにシステム変更したことで、チーム内の序列に変化が起きた。また、ニュルンベルクには32人もの選手がいるため、冬に人員整理を行いたい構え。
実際、クローゼ監督は「実際のところ、まず選手を放出しなければいけない。単純に人数が多すぎる」と語っている。
そして、同紙は「奥抜はクローゼ監督のもとで厳しい立場に置かれている。誰が去るべきか?現在のシステムではもはやポジションが存在しない奥抜らウィングも含まれる可能性がある」と伝えている。
クローゼ監督は3-4-2-1システムを採用しており、ウィングバックと2シャドーという形になったため、奥抜らウィングを本職とする選手は厳しい状況にある。奥抜は構想外のような立場に置かれており、冬に放出される可能性があるようだ。
奥抜は今年1月以降、日本代表からも遠ざかっており、今冬に新天地を求めるかもしれない。