残りわずかとなった2024年は、クリスマスシーズンを迎えている。
そうしたなか、『BBC』は、フラムのナイジェリア代表アレックス・イウォビのクリスマスチャリティの様子を伝えてた。
28歳のイウォビはナイジェリア生まれだが、トルコを経て、移住したロンドンで育ち、アーセナルでプロデビューした選手。
彼は小学生時代を過ごしたロンドンの地区に臨時のお店をオープン。飲み物、ケーキ、七面鳥などがたくさん用意されているが、それらは全て無料!
「毎年、クリスマスの頃に何かお返しをしようと思っていますが、今回はお店です。これはクリスマスディナーを買う余裕がない人達を対象としたものです。その家族がクリスマスをお祝いする手助けができるなら、やらないわけがありません」
地元で困窮する人たちがクリスマスを祝えるように無料の食べ物を用意したというわけ。
ある年配の男性は「招待状を受け取ったとき、泣きそうになりました。わずかな給付金で生活しなければならないので、このようなものが存在するのは素晴らしいことです。これで今年は家族と一緒にクリスマスディナーを楽しむことができます」と感極まりつつ語っていた。
なお、イウォビはアーセナル時代の2019年1月の月給が25.8万ポンド(5000万円)だったという給与明細が流出したばかり。