今月11日、FIFAは2030年ワールドカップをスペイン・ポルトガル・モロッコの3か国共催、2034年ワールドカップをサウジアラビアで開催することが決まったと発表した。

サウジは2022年大会の開催国カタールと同様に人権問題を抱えている。

そうしたなか、2014年ワールドカップの優勝メンバーである元ドイツ代表フィリップ・ラームの発言が話題になっている。ドイツ代表として113試合に出場し、代表キャプテンを務めた彼は、『BR』でこう述べたそう。

「主要トーナメントは民主的な国で開催されることが重要だ。

1回の投票で2つのワールドカップが同時に決まるというやり方だった。

2030年大会と2034年大会に(個別)投票することはできず、両方にイエスかノーを言わなければならなかった。この授与は何かが間違っている」

2大会を同時に決める投票のやり方はおかしいと批判していたという。

「最も嫌われている」5つのチーム

また、ラームは、「(クラブスポーツでは)民主的な意思決定が一般的だが、サウジではそうではない」とも言い放っていたとのこと。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介