昨季限りでリヴァプールの監督を退任したユルゲン・クロップ氏。
57歳の同氏は、香川真司、南野拓実、遠藤航ら日本人選手たちを指導した経験を持つ世界的名将だが、今年からはレッドブルグループのグローバルサッカー部門トップとしての仕事に従事する。
レッドブルはオーストリア、ドイツ、アメリカ、ブラジル、そして、日本にクラブを保有。クロップ氏は、「RB大宮アルディージャ」となった大宮のマネージメントも担当する見込み。
『BBC』によれば、そのクロップ氏は、レッドブルグループが保有するクラブの監督になることはないと断言したという。
「ノーだ。レッドブルチームの監督になることはない。これは明確な約束だ。
5年後の自分がどうなっているかは分からない。だが、レッドブルの後任監督になることはない。このような質問がまったく出てこないような体制を作りたいものだね」
「自分がやりたかったことはそれだ(名ばかりの大物ではなく、戦力になりたい)。
(監督業は)もうやりたくなかった。新たなスタートを切りたかった。付加価値をもたらす。どうなるかはこれからだ。全てのチームに通用するプランなどない。ベストを尽くしたい。各部門、各クラブでね」
レッドブルグループで監督をやるつもりは全くないとのこと。
大宮を含めたレッドブルグループクラブのアドバイザーを務めつつ、世界的なスカウト活動もサポートするとのこと。