過去にJリーグでプレーし、昨年11月に現役引退を発表した佐藤和樹氏が15日、自身のSNSで政治の世界へ転身することを明らかにした。

佐藤氏は1993年5月18日生まれの31歳。愛知県名古屋市出身で地元の名古屋グランパスのアカデミーで育ち、2012年にトップチームへ昇格。当時は世代別代表にも選出される左サイドのスペシャリストだった。

ただ名古屋ではなかなか出場機会を得られず、2016年に水戸ホーリーホックへ完全移籍。その後もカターレ富山やヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFCといったJクラブを渡り歩いた。

2023年からは九州リーグのヴェロスクロノス都農に所属していたが、JFL昇格をかけた昨季の地域CLを最後に、31歳での引退を発表していた(※ヴェロスクロノス都農は地域CL1次ラウンドで敗退)。

佐藤氏はこの日、セカンドキャリアについて「今夏の参議院議員選挙(神奈川選挙区)に挑戦する脇雅昭さんの秘書をする事になりました!」とSNSで報告。

「素晴らしいご縁に感謝。心の底から最高のセカンドキャリアだと思っています!これからも自分らしく全力で、人との繋がりを大切に楽しんでいきます!」と自らの思いを綴っている。

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