FC東京は10日、2023シーズンからオフィシャルパートナーである、京王電鉄株式会社と2025シーズンより新たにユニフォームパートナー契約を締結したことを発表した。
FC東京と2023年5月から包括連携協定を結んでいる京王電鉄。両者は「京王電鉄Day」の実施など、沿線地域の振興や活性化、子供たちの心身の健全な育成などに取り組んできた。
今回の新たな契約は、これまで以上に連携を強化することで、京王沿線における魅力的なまちづくりを推進するもの。新ユニフォームの左袖口に京王電鉄のロゴが入る。
以下は両社のコメント。
京王電鉄 代表取締役社長 都村智史氏
「これまで当社はFC東京様と包括連携協定・オフィシャルパートナー契約をもとに、沿線地域の活性化や スポーツを通じた子どもたちの成長支援などに取り組んでまいりました。2025シーズンからは新たにユニフォームパートナーとして、新ユニフォームの左袖へ当社ロゴを入れていただくこととなりました。当社だけでなく共にサッカーを通じて多くの感動を共有する沿線地域の皆様と一緒に、『KEIO』ロゴが入ったユニフォームで戦うFC東京様を応援してまいります。両社の強固なパートナーシップのもと、これまで以上に連携を強化し、スポーツを通じたまちの魅力向上や子どもたちが元気に輝くまちづくりに貢献したいと考えております」
FC東京 代表取締役社長 川岸滋也氏
「クラブ創設以来、沿線の味の素スタジアムを本拠地として活動してきた経緯から、京王電鉄様とはさまざまな取り組みを実施させていただきました。クラブ創設25周年を迎えた2023年には、ともに『まちづくり』を推進していくことを目的に包括連携協定を締結し、さらに昨年にはパートナーシップ契約も結ばせていただきました。そしてこの度、両社のパートナー関係をさらに深めていき、2025シーズンより新たに京王電鉄様のロゴである『KEIO』をユニフォームの袖につけて戦います。地域を盛り上げていく強力なタッグが新たな一歩を踏み出します。そのスタートが素晴らしいシーズンになるように、 地域のみなさまの生活を豊かにし、地域の子どもたちの成長を支援できるようにピッチ内外で京王電鉄様と連携をさらに強化してまいります」
Jリーグクラブのユニフォームに鉄道会社のロゴが入ることは珍しい。
数少ない一つが、東京都の町田市をホームタウンとするFC町田ゼルビアとそのパートナーである小田急電鉄だ。
実は昨年、J1でのFC東京と町田の初対決を前に、京王電鉄がバトル企画を実施。小田急電鉄との真剣5番勝負に臨んでいる。
当時からJリーグの盛り上げに一役買おうという強い気持ちを見せていた京王電鉄。
だからこそ今回のユニフォームスポンサー契約締結に至ったのかもしれない(ちなみに先日、小田急との対決動画第2弾が配信。今度の舞台はよみうりランド!)。
TOYOTAがスポンサーだったことを「忘れられている」欧州5つのチーム
FC東京とFC町田ゼルビアは今季のJ1、開幕早々の第2節(2月22日)で対戦予定。試合は、京王電鉄の“ホーム”味の素スタジアムで行われる。