2024シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF伊東輝悦が、長くキャリアを過ごした清水エスパルスに復帰することが決まった。
伊東輝悦は1974年生まれの50歳。東海大学第一高等学校を卒業後に清水エスパルスへと加入し、Jリーグ創設からプロ選手としてプレーした名ボランチ。
1996年には日本代表の一員としてアトランタ五輪に出場し、ブラジル代表との試合で決勝点を決め「マイアミの奇跡」の立役者となったことでも知られる。
清水エスパルスを離れてからはヴァンフォーレ甲府、AC長野パルセイロ、ブラウブリッツ秋田、そしてアスルクラロ沼津でプレーし、昨年まで長く現役選手としてプレーしていた。
今回、キャリアの中で最も長い時間を過ごした清水エスパルスへと復帰することが決定。役職についてはアンバサダー兼教育事業部コーチとなり、スクールや育成年代の指導や地域活動に従事していく予定だという。
古巣で新たな道に進むことになった伊東輝悦は以下のようにコメントしている。
「皆様こんにちは。伊東輝悦です。エスパルスのエンブレムを胸に仕事ができることをとても嬉しく思います。多くのことを学び、クラブの発展に少しでも貢献できるように成長したいです。よろしくお願いいたします」