かつてレアル・マドリーやポルトガル代表で活躍したDFファビオ・コエントラォンが、違法な魚介類を所持していたために警察の捜査を受けているという。

2021年にサッカー選手を引退したファビオ・コエントラォンは、その後新たな職業として漁師に転向することを決断していた。

しかし『Jornal de Noticias』が伝えたところによれば、今回彼がポヴォア・デ・ヴァルジン漁港に所有している倉庫から1トン以上の違法な魚介類が押収されたとのこと。

ポルトガルの天然資源安全保障海事サービス総局(DGRM)が押収したのは、カニやエビ、貝類などが入った水槽12個。760kg相当の不法な品と、260kgの販売許可がない商品が含まれているという。

コエントラォンらには、これらの無許可の商品による事業を行うために船舶を借りていたのではないかという容疑がかかっているとのこと。

報告によれば、コエントラォンらにはすでに以前から法的な要件を満たしていない事業を閉鎖するように政府から要請が出されていたそう。

当局はこの押収した品物を検査した上、破棄するか慈善団体へと寄付するかを今後決定するという。

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報道によればコエントラォンはこの押収が行われている現場でメディアの記者を脅迫していたとも。

彼はカメラの前で「ニュースを見なかったのか?君たちは何をしているのかわかっているのか?Jornal de Noticiastと同じ間違いを犯すなよ。私の家を撮影するな、警告しておくぞ」とコメントしていたそうだ。

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