今季から日本代表MF鎌田大地がプレーするクリスタル・パレス。ここ5試合負けなしと調子を取り戻しつつあるが、プレミアリーグでは15位に低迷している。

昨夏、パレスは主力だった23歳のフランス代表マイケル・オリーセを5300万ユーロ(86.6億円)でバイエルンに売却。その代役に鎌田らを補強したが、彼の穴を埋められていない。

18日にパレスと対戦するウェストハムは、公式HPでパレスを分析。鎌田らについてこう伝えていた。

「イスマイラ・サールとかつてウェストハムを痛めつけた鎌田は、輝いた瞬間があったものの、オリーセの素晴らしい貢献を再現することはできていない。

鎌田は中盤の下がってマーカーを引き出し、エベレチ・エゼがライン間を動き回って活用できるスペースを増やす。

だが、彼ら(サールと鎌田)にはオリーセのような活力も、独力で試合を勝たせるほどの変幻自在の能力もないかもしれないことは明らか。

この2人に欠けている決定的な要素は、オリーセのような柔軟性だ。オリーセは深い位置まで下がって背後に走り込み、ハーフスペースでも同じように快適にプレーしていた」

鎌田はフランクフルト時代の2021-22シーズンにEL準決勝でウェストハムと対戦し、自らゴールを決めて2連勝した経験がある。

ただ、パレスではオリーセのような予測不可能なプレーは見せられておらず、「パレスの攻撃力は弱体化している」とのこと。

「日本代表スタメン」なのに海外で危機にある3名

昨年8月に行われたパレス対ウェストハム戦に鎌田は後半途中から出場したものの、チームは0-2で敗れた。今回はそのリベンジとなるだろうか。

【厳選Qoly】Jリーグ、まだ移籍先が決まっていない「フリーの元日本代表」6名