2026年W杯に向けたアジア最終予選で日本代表と同じグループCを戦っているインドネシア。
初の最終予選進出を成し遂げた韓国人のシン・テヨン監督は、国民的英雄になったが、今月6日に電撃解任された。
若手主体で臨んだASEAN三菱電機カップで敗退すると、インドネシアサッカー協会は、監督交代を決断。元オランダ代表パトリック・クライファートを新指揮官に招聘した。
韓国紙『No Cut News』によれば、シン・テヨン前監督は、解任は常識的に理解できないとしつつ、謙虚に受け入れるとも述べたそう。
「常識的には理解できなかったが、謙虚に受け入れた。
インドネシアでの5年間は懸命に頑張った。私なりに誇りを持っている。インドネシアサッカーにとって大きな基盤を築いたので、誇りを持って去る。
熱烈に応援してくださった皆さんのおかげで、私はここに立って、笑顔で帰れると自信を持って言える。
これで去ることになるが、インドネシアを愛しているので、頻繁に戻ってくるつもり。他の国や韓国でいい形で再会できることを願っている」
近年のインドネシアは、旧宗主国であるオランダ系の選手を積極的に帰化させる戦略で代表を強化してきた。クライファート新監督のもとで帰化戦略を進める方針とされている。
日本とインドネシアは6月の最終予選最終戦で対戦する。