ブラジル1部のフルミネンセは、18日、プレシーズンの検査でMFガンソが軽度の心筋炎と診断されたと発表した。
治療の一環としてスポーツ活動を控え、4週間後に再検査をするとしている。そこで問題がなければ、トレーニングに復帰するとのこと。
ガンソにはこれまで6年間の検査では同様の問題はなかったとしており、昨年11月に患った重篤なインフルエンザ感染が原因の可能性が高いとしている。
35歳のガンソはかつてブラジル代表で期待されていた天才肌のレフティ。セビージャでは清武弘嗣とも同僚だったことがある。
『Globo』によれば、ガンソに症状自体はないそう。そのうえで、「クラブが発表したように、心筋炎は11月に患った急性ウイルス性疾患の結果である可能性が最も高い。心筋炎はアスリートによく見られる問題で、通常はウイルスが原因。米心臓病学会誌の論文によると、この疾患はアスリートにおける心停止の主な原因のひとつ」とも伝えている。