かつて高原直泰、酒井高徳、伊藤達哉、奥川雅也ら日本人選手もプレーしたドイツの名門、ハンブルガーSV。
18日にケルンとのホームゲームを戦ったが、ハンブルガーSVのフーリガンたちによる卑劣な事件が物議を醸している。
『Kölner Stadt-Anzeiger』などによれば、黒ずくめのハンブルガーSVのフーリガンたちが、地元のパブにいたケルンのサポーターを襲撃する事件を起こしたという。
HSV-Hooligans schlagen friedliche Köln-Fans zusammen. 🤬#Hamburg #Hooligans pic.twitter.com/3JMVEvNb0u
— Kevinini Nö (@KevininiNo8765) January 18, 2025
SNSにはショッキングな事件映像も投稿されている。
目出し帽をかぶったハンブルガーSVのフーリガンたちは、過激なウルトラスグループではない、一般のケルンファンたちを襲撃。相手が女性でも構わず無差別に襲ったとのこと。
警察が到着するまで時間がかかったこともあり、襲撃は15~20分ほども続き、血まみれになって搬送された人もいたそう。
警察当局は、ハンブルガーSVのフーリガン175人ほどを逮捕した。両チームには特別なライバル関係はないため、当局も予期していなかったという。
ケルンのマネージングディレクター、クリスティアン・ケラー氏は「素晴らしい雰囲気のサッカーフェスティバルを楽しみにしていたが、恐ろしい映像を目の当たりにした。今日の午後に起こったことを表現する言葉はない。私の知る限り、ケルンファンは本当に無害な人たちだった。無害な人たちが覆面をした若者たちに襲われたり、女性や老人が殴られたりするのは、ひどく反社会的なことであり、ほとんど見たことがない」とこの事件に憤慨している。