昨年、湘南ベルマーレユースからスウェーデン1部のユールゴーデンへ移籍した小杉啓太。
彼は2023年のU-17W杯で日本代表の一員として活躍を見せた18歳の左サイドバックだ。
加入1年目だった昨季は欧州初挑戦ながら確かな存在感を放ち、『Transfermark』による市場価値も200万ユーロ(3.2億円)に跳ね上がった。200万ユーロという金額は、18歳以下の日本人選手のなかでダントツのトップ。
スウェーデンリーグは春秋制のため、3月に新シーズン開幕を控えている。
ただ、ユールゴーデンのスポーツディレクターであるボ・アンデションは、『Fotbollskanalen』のインタビューで、小杉をこの冬に売却するつもりはないと断言した。
「啓太は売らないと明言する。啓太は2025年もユールゴーデンに留まり、さらに成長するだろう。ここでさらにプレーする。
(小杉には大きな関心が寄せられているが)もし我々が望めば、彼を売却することもできた」
小杉にはオファーがあったようで、売却することもできたが、今季もチームに留める方針とのこと。
なお、海外では「小杉は日本のロベルト・カルロス」とも評されているが、168cmという身長は同じながら、小杉はロベカルほどパワフルなタイプではない。