名古屋グランパスは28日、日本代表GKシュミット・ダニエルが、怪我の治療のためチームを離れることになったと発表した。
シュミットは1992年2月3日生まれの32歳。2014年にベガルタ仙台でプロ入りすると、2016年に期限付き移籍した松本山雅FCでブレイク。復帰した仙台で活躍したのち、2019年夏にシント=トロイデンへ移籍した。
ベルギーの地でレギュラーポジションを掴んだことにより、日本代表にも定着。2022年のカタールワールドカップでメンバー入りを果たしたが、鈴木彩艶がシント=トロイデンへ加入したことで出場機会が激減し、2023年12月に加入したヘントでも控えとなっていた。
そして今月6日、名古屋移籍が発表。5年半ぶりとなるJリーグ復帰に「名古屋のGKを務めることの責任の重さは自分が想像している以上のものだと思います。それに相応しいGK、相応しい人間になれるように日々努力していきたいと思います」と意気込みを語っていたが、まさかの負傷離脱となってしまった。
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シュミットの離脱日は1月27日で、診断名は右膝内側半月板損傷。保存療法ではなく手術を選択した場合は半年ほどの離脱になるとみられる。