清水エスパルスは28日、ガーナ人FWアブドゥル=アジズ・ヤクブが、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、1月27日(月)よりチームを離脱したと発表した。
ヤクブは1998年11月10日生まれの26歳。ガーナ出身ながらポルトガルでプロキャリアをスタートさせ、ヴィトーリア・ギマランイスBやエストリル、リオ・アヴェで2部リーグながらシーズン二桁ゴールを記録した。
その後、中国の武漢三鎮への期限付き移籍を経て、昨年夏に清水エスパルスへ完全移籍で加入。昨季J2での出場は6試合にとどまったものの3ゴールを記録し、チームがJ1へ復帰した今季、背番号9をつけることが決まっていた。
現在鹿児島県でプレシーズンキャンプを行っている清水によれば、ヤクブは現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定とのこと。契約締結後に改めて詳細が発表されるという。