2025シーズンのJリーグ格差移籍 主な一覧
それでは、2025シーズンを控えた今シーズンも格差移籍は起こっている。
今までに決まった主な格差移籍を見てみよう。
島田譲
アルビレックス新潟(J1)⇨ クリアソン新宿(JFL)
清水圭介
セレッソ大阪(J1)⇨ FC BASARA HYOGO(関西1部)
中山仁斗
ベガルタ仙台(J2)⇨ クリアソン新宿(JFL)
高木俊幸
ジェフユナイテッド千葉(J2)⇨ 東京ユナイテッドFC(関東1部)
武富孝介
ヴァンフォーレ甲府(J2)⇨ おこしやす京都(関西2部)
坪川潤之
カターレ富山(J2)⇨ SHIBUYA CITY FC(関東2部)
脇本晃成
カターレ富山(J2)⇨ ベルガロッソいわみ(中国)
沼田圭悟
レノファ山口(J2)⇨ 沖縄SV(JFL)
大迫暁
カターレ富山(J3)⇨ FC刈谷(東海1部)
櫛引政敏
ザスパ草津(J3)⇨ レイラック滋賀(JFL)
平松宗
ザスパ草津(J3)⇨ VOYAGERS(岐阜県1部)
重松健太郎
FC大阪(J3)⇨ FIFTY CLUB(神奈川県1部)
中原秀人
鹿児島ユナイテッド(J3)⇨ ラインメール青森(JFL)
中でも話題を呼んだのが、高木三兄弟で知られる高木俊幸が33歳にして東京ユナイテッドを舞台に選んだことだ。高木は浦和、清水、セレッソ大阪などでプレーし、これまでJ3以下でのプレーはなかった。
また、元U-23代表GKの櫛引政敏は、JFL レイラック滋賀を舞台に選んだ。昨シーズンはザスパ草津群馬でシーズン途中からキャプテンを務めており、33試合に出場していた。
最後にアルビレックス新潟の島田譲が34歳にしてJ1からクリアソン新宿へ移籍したのも意外だった。島田は岡山、長崎、新潟とやはりJ3以下でプレー経験はなく、昨シーズンもJ1で19試合に出場していた。WEリーグ理事も務めている。
クリアソン新宿は30歳以上のJ経験者を4人も補強。昨シーズンはJFL14位と低迷しただけに、Jリーグで出番があるのに契約終了したオーバー30を狙って補強しJFLを勝ち抜く戦略だ。
日本にはJFLがある!「JFLからJリーグ」で活躍した11人の選手たち
このように、JリーグからJFL、地域リーグへ移籍することは、新しい挑戦として前向きな移籍も多い。選手たちの今後の活躍にも期待したい。