毎熊晟矢が所属するAZは、30日に行われたUEFAヨーロッパリーグのフェレンツヴァーロシ(ハンガリー)戦に3-4で敗れた。
ブダペストで行われた一戦は激しい点の奪い合いになったが、AZは試合後にこのような声明を出した。
「地元警備員の過度な暴力的な行動を非難する。すぐに対戦相手、地元警察、UEFAに通報した。AZはすべての事実を収集しており、徹底的な調査を期待する。AZサポーター全員が無事に帰宅することを願う」
サポーターたちが敵地で警備員から暴力を振るわれたとのこと。
『NH Nieuws』によれば、AZサポーター1200人ほどがアウェイに駆け付けた試合では、スタンドで大乱闘が勃発していたという。
フェレンツヴァーロシのフーリガンが警備員に変装して、暴力行為に及んでいたそう。SNS上にもその映像が拡散されている。
AZサポーターは、相手フーリガンたちによる計画的な凶行であり、砂を詰め込んだ手袋や金属製のメリケンサックで武装していたと証言している。
「とても激しかった。彼らの顔を見れば、紳士でないことは明らかだった。本当に最悪の光景だった」
結局、介入した機動隊が騒乱を鎮めるために催涙弾を打ち込む事態になったとのこと。