セリエAのアタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニを完全移籍で獲得したと発表した。
マルディーニは2001年10月11日生まれの23歳。ミランでプロデビュー後、スペツィア、エンポリ、モンツァへのローンを経ながら成長。2024年夏にモンツァへ完全移籍し、同年10月にはイタリア代表デビューを果たしている。
祖父チェーザレはイタリア代表14キャップ、父パオロは同126キャップを誇り、親子三代のイタリア代表として大きな話題を呼んだ。
マルディーニは今季モンツァで20試合3ゴールを記録しており、半年でリーグ優勝を繰り広げる強豪アタランタへステップアップ。ミラン時代以来となるチャンピオンズリーグ出場の機会も手にすることになった。
昨季のヨーロッパリーグ王者であるアタランタは現在、攻撃の大黒柱であるナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンが負傷離脱中。同じように局面打開力が魅力のマルディーニは重要な補強となる。
なお、ダニエル・マルディーニの移籍金は1300~1400万ユーロ(およそ20~22億円)とのこと。そのうち半分はモンツァ完全移籍時の契約により古巣ミランが受け取る。