今季、ドイツ1部のシュトゥットガルトでデビューを果たしたチェイス・アンリ。
日本人の母とアメリカ人の父を持つ20歳の大型ディフェンダーは、一気にブレイクするかに思われた。だが、2025年に入ってからはトップチームでの出番が激減。
ブンデスリーガでは1試合もベンチ入りしておらず、1月30日のUEFAチャンピオンズリーグのPSG戦で20分ほどプレーしたのみで、3部リーグのリザーブチームが主戦場になっている。
『ZVW』によれば、シュトゥットガルトのトップチームを率いるセバスティアン・ヘーネス監督は、出場機会が減っている理由についてこう説明したそう。
「彼はある意味での苦境を経験した。
アンリがブンデスリーガやチャンピオンズリーグでプレーすると予想されていなかったのは、それほど昔のことではない。彼はいいプレーをし、当時の人員状況(守備陣の怪我)を有効に利用した。
今の彼はちょっとしたスランプに陥っている。彼自身もそう思っているようだ。でも、それは若い選手にとっては普通のこと。
彼はとても明晰で、これが自分にとって正しい道だと認識している。そして、それは、彼が3部リーグで多くのプレータイムを得るという当初の計画でもある。
アンリは完全に構想に入っているし、また我々のために活躍してくれるだろう」
ややスランプ気味で、本人もそれを自覚しているとのこと。
現在は守備陣の怪我人も戻ってきたため、リザーブチームで経験を積ませているようだ。