この冬にセルティックからレンヌに移籍した古橋亨梧。
30歳の日本代表FWは、スコットランドからの移籍を希望していたが、欧州5大リーグに挑戦することを決めた。
古橋の代理人であるジョエル・パンニック氏は、『The Times』でこう述べていたそう。
「選手の目的を理解するのが私の仕事だ。世界中のチームが興味を示した。ある特定の市場なら、非常に儲かる契約になっていただろう。
しかし、1年半後のワールドカップを念頭に置いたうえで、現実的にどのようなスポーツ的野望を達成できるか。
その後、セルティックと話し合い、彼らの考え方を理解する必要があった。
なぜなら、クラブはシーズン途中でベストプレーヤーを失うことを望んでいないからだ。こういったことは決して簡単ではない。
多くの場合、クラブはある時点までは直接話し合い、大きな数字では合意するが、その後、支払日、ボーナスの枠組み、将来的な転売時(ほかのクラブに売却した場合)のパーセンテージ、こうした些細な点がネックになることがある。クラブの許可なしには旅行は予約できない」
古橋には多くのクラブから関心が寄せられていたそうで、破格のオファーを提示したところもあったようだ。中東だろうか。
なお、古橋を顧客に持つエージェント企業『CAA Base』は、守田英正や板倉滉ら日本人のほか、コール・パーマー(チェルシー)らとも契約を結んでいる。