名古屋グランパスは11日、GK児玉剛が加入することが決定したと発表した。

児玉は1987年12月28日生まれの37歳。京都パープルサンガユース(当時)から関西大学を経て、2010年に古巣の京都でプロ入り。移籍した愛媛FCやモンテディオ山形で守護神として活躍し、2019年にFC東京へ加入した。

以降6シーズンにわたり、林彰洋や波多野豪、ヤクブ・スウォビィクらとのポジション争いで奮闘。昨季限りでFC東京との契約が満了となり、今年1月、現役引退を表明していた。

名古屋はこの冬、ミッチェル・ランゲラックの後継として日本代表GKシュミット・ダニエルを獲得したが、キャンプ中に右膝内側半月板を損傷し長期離脱が決定。そうしたなかで、経験豊富な児玉に白羽の矢が立てられたようだ。

以下は名古屋での電撃的な現役復帰が決まった児玉のコメント。

「このたび、名古屋グランパスに加入することになりました児玉剛です。自分にまだ価値を見出してくれたこのクラブに感謝し、持てる力を全て注ぎ込む覚悟です。グランパスファミリーの皆さま、共に熱く、魂を込めた最高のシーズンにしましょう!よろしくお願いいたします」

突然の引退から復帰した「4つのケース」

名古屋グランパスは今週のJ1開幕戦、15日(土)に川崎フロンターレとアウェイで対戦する。

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