昨夏、シュトゥットガルトからバイエルン・ミュンヘンに2350万ユーロ(38億円)で移籍した日本代表DF伊藤洋輝。
25歳のディフェンダーは、昨年7月に中足骨を骨折するアクシデントに見舞われると、11月に再手術を余儀なくされ、今季はまだ1分もプレーしていない。
ただ、すでにチームトレーニングに復帰しており、12日に行われるCLセルティック戦に向けた遠征メンバー入りを果たした。
前日会見に出席したバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督と守護神マヌエル・ノイアーは、伊藤についてこう述べている。
コンパニ
「プレシーズンの洋輝は素晴らしかった。彼の長期離脱は本当に残念だった。
彼のフィットネスを判断するのは難しい。トレーニングでの印象は良いが、彼らのために直前のフレンド―マッチを組むことはできない」
ノイアー
「彼はまだバイエルンで公式戦に出場していない。左利きで、様々なポジションをこなせるセンターバックがもう一人いるのは喜ばしい。
彼が戻ってきたことにみんな喜んでいるよ。彼と中央で組めるのは素晴らしいことさ。彼の初出場にワクワクするね」
チームも伊藤の復帰を喜んでいるとのこと。
『Bild』も「忘れられた高額獲得選手がバイエルンに復帰。これはグラスゴー遠征で最高のストーリーだ!」と伝えていた。