今季、ドイツ最大のクラブであるバイエルン・ミュンヘンに移籍した日本代表DF伊藤洋輝

中足骨骨折で長期離脱を余儀なくされていたが12日のCLセルティック戦でついに復帰を果たすと、15日のブンデスリーガ第22節レヴァークーゼン戦では初めて先発起用された。

伊藤は昨季歴史的無敗優勝を遂げた王者相手に左サイドバックとして68分間プレー。試合はスコアレスドローとなり、伊藤のプレーは現地紙でこう評価されていた。

『Merkur.de』

「4点。より攻撃的なラファエル・ゲレイロよりも優先して左サイドバックとして起用され初先発。対峙したスピードのあるジェレミー・フリンポングに何度も苦戦した。前半終盤の戦術的ファウルで退場にならなかったのはとても幸運だった。ただ後半にはコーナーキックで力強いクリアを決めた」

『Spox』

「4点。最近低調だったラファエル・ゲレイロに代わって初先発。相手のチャンスになりそうだったカウンターを飾り気のないタックルで阻止してイエローカードを貰った。後半20分にはゴールライン上でクリア。ボール保持の際にはハーフスペースに頻繁に移動したが、そこでの悪いパスが多すぎた」

『FOCUS』

「3点。驚きの初先発。とても守備的な左サイドバックの役割をこなした。相手のシュートがバーを直撃した場面では介入するのが遅すぎた。頭でクリアする場面も。あれは重要だった!」

『Abendzeitung München』

「4点。昨夏加入した日本人にとって初先発となった。足の骨折に苦しんだ数か月は終わった。ゲレイロに代わって左サイドバックに入った。フリンポングに対するファウルがイエローカードで済んだのはラッキーだった。66分にクリアを見せ、68分に交代」

なお、5点満点で1点が最高評価。

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これで首位バイエルンと2位レヴァークーゼンとの勝点差は8ポイントのまま。バイエルンMFジャマール・ムシアラは「今日の試合は普通の試合ではなかった。僕らはボールにあまりプレッシャーをかけず、ボールポゼッションもあまりできなかった(44%)。最終的に勝点1を獲得し、8ポイントのリードを維持した。これは間違いなくプラス。レヴァークーゼンは非常に攻撃的で、本当に攻めてきた。今日は自分たちの試合をしたいだけだった。焦点は守備にあった」と語っていた。

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