ラウンド16が出揃ったUEFAチャンピオンズリーグ。その中に、前々回の欧州王者でプレミアリーグ4連覇中のマンチェスター・シティの名前はなかった。

リーグフェーズで22位に終わった結果、ノックアウトフェーズプレーオフの相手は前回王者レアル・マドリーに。過去3大会、直接対決の勝者が最終的に優勝している頂上決戦だったが、今回は2試合ともにマドリーの順当勝ちに終わった。

シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、CLのラウンド16に残れなかったのは16シーズンにわたる監督キャリアの中で初めてのこと。

会見では試合について「現実を受け入れる。それだけだ。彼らの方が良かった。それだけのこと。昨シーズンは素晴らしいプレーができていたが、今シーズンはそうではない。 私は常に、勝つに値するチームが勝つべきだと言っているが、時には勝つに値しないまま勝ち上がることもある。昨年、そういう状況があったかもしれない。しかし、こういうことは起こるものだし、受け入れるしかない」と振り返った。

そのうえで、「クレ(バルサファン)として、この結果は望んでいなかったが、仕方がない。スポーツでは、相手が優れていたら、それを受け入れ、祝福するのが筋だ」と、カタルーニャ出身の元バルセロナ選手&監督としての心情も吐露している。

なお、シティはこれで今季公式戦13敗目。こちらもグアルディオラの監督キャリアで最多となった。『AS』によれば試合後のミックスゾーンで「サイクルの終焉か?」と尋ねられると、こう答えたという。

「少しはね。何事も永遠ではないし、全てがいつまでも続くわけではない。7年間で6回のプレミアリーグ制覇を成し遂げ、ヨーロッパでは毎年のように準々決勝、準決勝、決勝に進んできた」

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CLで敗退したマンチェスター・シティは23日の次戦、プレミアリーグ首位リヴァプールをホームに迎える。

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