日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、23日に行われたラ・リーガ第25節レガネス戦に3-0で勝利した。
久保は後半3分に股抜きで対峙した相手を突破するなど右サイドを独力で切り崩して、今季4点目となるゴールを決めている。
この日のレガネスは、前半12分に先制されると、システムを5-3-2から4-2-3-1に変更。ボルハ・ヒメネス監督は試合後にその理由をこう説明していた。
「相手にボールを速く動かされると、5-3-2システムは問題になりうると分かっていた。特に久保やホン・アランブルらがいる右サイドで。
相手3枚でこちらは2人だけで、最終ラインに人が多すぎた。
1vs1でカットインしてくる久保に対する守備は右利きの選手がしたほうがいいと思った。
それが4-2-3-1システムに変更した理由だ。それがゲームプランだった。
前半は攻撃が非常に悪かった、距離が遠すぎた。後半は守備がとても消極的で、久保のような選手相手にはなおさらだった。
2-0にされた久保の動きはもっとうまく守らなければならない。今日は相手の方がはるかに優れていた」
久保対策で試合中にシステムを変更したものの、うまくハマらなかったようだ。
ソシエダはこの後、レアル・マドリー、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドとビッグゲームが続く。久保の活躍に期待したい。